岩城宏之氏逝去

Ab 小栗さんもブログで触れておられますが、岩城宏之さんがなくなられましたね。以前ベートーベンの交響曲全曲一挙演奏にけちをつけたことがありましたが、あれも無茶だったのではないかなぁ。

G# ほんとに最後まで頑張っておられたという印象ですね。ご冥福をお祈りします。

Ab 実はぼく、岩城さんとは一度だけテレビ番組で対談したことがあるんだ。前にもいったかもしれないけど。

G# いつの話だい?

Ab あれはねぇ、おそらく1973年か74年くらいじゃないかな。テレビ東京(当時の東京12チャンネル)で高校生と岩城さんの対談番組というのをやることになって、「高校生その3」くらいでかりだされたのですね。下打ち合わせにやってきたディレクターだかADだかが「ちょっといいところへいってお話しましょう」といって喫茶店に連れて行ってくれたのを妙によく覚えてる。あれがテレビ人種を見た最初だったけど、変わった人たちだと思ったね。

G# 番組では音楽の話をしたのかい。

Ab もちろんそうなんだけどね。こっちは生意気盛りの高校生だし、岩城宏之なんてちょっと木琴が上手いくらいで、他になり手がなかったからN響の指揮者になったんだ、くらいに思ってるからね。いいたい放題ですよ。

G# 危ない話だな。もっとも番組のディレクターはそれを狙ったんだろうけど。

Ab 「クラシック音楽は所詮西洋からの借り物に過ぎないですよね。一所懸命やってもしょうがないんじゃないですか」と話をむけたら、さすが率直な方でね、「明治期に妙に西洋音楽なんか入ってこない方が日本の音楽のためにはよかったかもしれないね」と。

G# ふーん。

Ab あと印象に残っているのは「クラシックの楽器はみんな習得が大変でしょう。それに比べたらエレキギターは初心者にもとっつきやすい。クラシックなんてもうだめなんじゃないの」という話の流れになったら、どこやら西洋のオレンジの話を喩えに出されて「美味しいオレンジでも皮をむくちょっとした手間は必要だ。クラシックも同じだと思う。」というようなことをいっておられましたね。全体にすごく丁寧な、高校生をバカにしたりすることのない真摯な感じを受けて、好感度高かったですね。

G# それでファンになったのかい?

Ab いや別に(笑)。でも黛さんの涅槃交響曲を聴くんだったら岩城さんの指揮で聞きたいと思うよね。同じN響でも、ラヴェルを聞くのならデュトワさんの方がいいけれども(笑)

G# けっきょくけちつけか。
スポンサーサイト

「夏休みの校庭で」

<p>Ab 新曲<a href="http://jun.music.coocan.jp/music/at_schoolyard_in_summer_vacation.mp3">「夏休みの校庭で」</a>をアップしました。</p> <p>G# ちょっと季節的に早いのでは。</p> <p>Ab ついでというわけでもないけど、ピアノ独奏の&quot;<a href="http://homepage2.nifty.com/yamamoto_jun/music/lament.mp3">Lament</a>&quot;<object<br></object<br> の<a href="http://hpcgi2.nifty.com/yamamoto_jun/lime/lime.cgi?down=http://jun.music.coocan.jp/music/lament.pdf&amp;art=Jun%20Yamamoto&amp;kind=MP3&amp;name=Lament%28Sheet%20Music%29&amp;url=http://homepage2.nifty.com/yamamoto_jun/index.htm">楽譜をpdfにしてアップ</a>しました。</p> <p>G# 手書きの譜面は読みにくいなぁ。</p>

ISMUSICからのMP3引越し

Ab <a href="http://www.ismusic.ne.jp/">ISMUSIC</a>のサーバーが長いことダウンしてるんだよね。

G# この前も止まってたよね。

Ab しょうがないのでISMUSICに入れてたMP3ファイルを<a href="http://homepage2.nifty.com/yamamoto_jun/main.htm">全部移しました</a>。これでリンク切れは一部サンプルの曲を除いてはなくなったはず。

G# お疲れ様でした。

Ab 前回のけちつけ帳で、ちょっと言葉が足りなかったみたいなので付け加えておきたいんだけど。

G# 音楽による喜びと生活における種々の喜び、たとえば「宝くじにあたった喜び」とは同質のものかという話だね。

Ab うん。おそらくそれらは異質なものであると思う。

G# 美術・映像などから受ける感動とはそれらがいずれも「美」から受けるものであるという点で音楽から受ける感動と共通だとは思うと。

Ab もちろん、それら美を介在する共通の感動の間でもそれぞれの芸術形態によって受ける感動の質が異なってくるということは当然だと思うけれどもね。
sidetitleプロフィールsidetitle

xi_124C41

Author:xi_124C41
30年以上勤めた会社を退職しました。まだ楽隠居とはいきませんけど、そろそろ終活に入ります。遺言のつもりでブログは書きついで行きます。更新がなくなったら察してください。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR